転職エージェント

SIerからWeb系への転職でエージェントを使うメリット・デメリット

投稿日:2017年8月31日 更新日:

転職エージェントを使うメリット

転職エージェントを使うメリットは山程ありますので、今すぐ転職する・しないは別にして、一度コンタクトを取っておくと良いです。電話口だけでも簡単な相談ができますし、あなたの今後の人生で必ずメリットがあります。

私は最初はリクナビNEXTから自己応募していましたが、途中から転職エージェントから接触があり、転職エージェントと転職活動を進めることになりました。本当に最後まで転職エージェントにはお世話になったので、その時に感じたメリットを紹介します。

志望動機を明確にできる

転職するからには、大事なのが志望動機です。私は当初、志望動機をおろそかにしていたので、全くうまく内定を得ることができず、一次面接で落ち続けました。

おそらくあなたは今の仕事に不満を抱えていて、満足していない・物足りないことがあるから、転職したいのだと思います。それが明確な場合はいいですが、「なんとなく」で会社を辞めてしまい、再度就職に迫られているような場合でも、やはり志望動機が重要です。

私の考えでは、志望動機は少しずつ磨いていくものです。転職エージェントと会話することで少しヒント・着想があり、その後自分で考えていいくうちに自分の興味・関心に目覚め、面接を受けていろんな会社を見ていくうちに、確固たるものになっていくのです。

なので、最初っから志望動機を明確にする必要はありません。志望動機が明確になるには時間がかかると思います。

志望動機が特にない、やりたい事も特にない、でもWeb系には興味がある。という方もいらっしゃるかもしれません。それでも全然大丈夫です。それは深堀りをしていないだけなので、例えば自分がどの会社でも入れるなら、どの会社に入りたいか?を考えます。

転職エージェント利用前

企業「前職の離職理由は?」
私「自営業をやるために会社を辞めた。離職期間中はアフィリエイトをやっていた。思うように稼げなかったので、再度就職する必要があり、今就職活動をしている。」

私ってアホでしょ 笑。正直に答えることが正しいことだって思ってるんですよね。何でも正直に話せと親には教えられたかもしれませんが、その教え、面接では役に立ちません。

あ、でもこの正直ベースの答えでも内定出してくれるところもありました 笑。

転職エージェント利用後

企業「前職の離職理由は?」
私「インターネットに関連したビジネスに興味があり、在職中も趣味程度にアフィリエイトをやっていた。報酬を増やすために離職してアフィリエイトをやっていたが、思うように稼げなかった。

会社に不満があって止めた、給料が少ないと思っている、実は鬱病になってやめたなど、あなたが「ネガティブな理由」と思っていれば思っている程、転職エージェントに相談するべきです。

ネガティブな理由をネガティブに見せない術を転職エージェントは持っていますし、応募企業にネガティブに感じさせない見せ方・面接での伝え方を教えてくれるからです。

それは転職については意外と素人である私たちが考えるより、転職のプロである転職エージェントの出番です。転職理由・離職理由がネガティブ?なおさら転職エージェントに相談しましょう。

転職させたら転職エージェントはお金をもらえるので、いくらでもポジティブに変換できるよう一生懸命考えてくれますよ♪

視野が広がる

1人で転職活動をしていると、いろんな意味で視野が狭くなりがちです。それは言い換えると、自分の可能性を狭めている状態です。転職エージェントを利用することで、自分の企業選びの幅が広がるし、母体となる企業群の数も飛躍的に増えます。

転職エージェント利用前

リクナビNextの求人検索で「システムエンジニア」で検索して、「必須スキル」が自分の経験を満たすものをひたすら応募していた。「自分の保有スキルで入れる企業」という転職軸になっていた。

その結果、前職の延長、前職より待遇がよくて会社規模が大きくなった似たような会社ばかりを受け続けていた。

転職エージェント利用後

面談時に自分の転職軸を明確化した。インターネットサービス事業会社(Web系)でサービス立ち上げをゆくゆくはやりたいという自分の本来の夢も思い出した。それが転職軸となった。

面談の翌日、転職エージェントからPDF形式の求人票が20件ぐらい届く。どれもリクナビNextでは見つからなかった企業だ。インターネットサービス事業会社はもちろんのこと、インターネットサービス事業会社を常駐先とする企業、自社でインターネットサービス事業があり、新規サービスの立ち上げ責任者を育てたいという姿勢の企業を幅広く紹介してもらう。

Web系企業に入れなくとも、将来的にはWebサービスに携われる道が見えてきて、受ける企業の幅が広がった。別ページ:Web系企業への就職だけがWeb系開発をする方法ではない)

推薦文を書いてもらえる

転職エージェントは企業に私たちの書類を送るとき、推薦文を記載します。ハローワークから書類を提出するときもそうです。転職エージェントと私たちは事前に面談をしているため、私たちの志向を理解しています。企業側が望む人間像も理解しているため、その人間像に合わせて私たちを推薦するため、書類通過率がアップすると考えられます。

私が実際に書いてもらった推薦文です。

【コンサルタントコメント】
大きな志を持ち、行動力に溢れる若手エンジニアのご紹介です。

将来のビジョンを持たれており、その目標に向かって必要な経験に磨きをかけていかれたいご意向です。
具体的には『インターネットを用いたビジネス』に関心を持たれており、
技術力×ビジネス力に磨きをかけ、社内外において『新規事業の立ち上げ』を実現したい、
という想いを持たれております。

同時に業界のトレンドをキャッチアップしていきたいという想いもあり、
今後はWeb系開発における技術力向上を目標とされております。

実際にお話いたしましたが、快活なコミュニケーションをとられる様子が印象的な方ですので、
御社において社内外におけるコミュニケーションのハブとなっていただける方と確信致します。

ぜひ面接の機会を頂戴できますと幸いです。

すごい良い人間に見えませんか?笑
実際にこれで書類通過率はアップしても、面接で落とされてしまうので何とも言えませんが、この推薦文によって企業が自分をどんな風に感じて期待しているのかというのも一旦が垣間見えますよね。

転職の相談がなんでもできる

面接日程の調整を丸投げできる

とても大きな転職エージェントの機能です。本格的に転職活動を開始すると、残念ながら1社ではなく5~10社の面接を受けていくことになります。その時、自分で面接日程の調整するのってめちゃくちゃ面倒なんですよ。

転職エージェントが自分と企業の間に入ってやってくれることで、面倒な日程調整を丸投げすることができます。こちらの空いてる時間さえ投げておけば、転職エージェントがどんどんスケジュールを埋めてくれるので、この上なく便利です。

転職エージェント利用前

リクナビNextのメール機能を使って何度もやりとりが必要となる。

  1. 企業「書類選考の結果、次のステップに進んで頂きたく存じ上げます。つきましては、来社可能な日程をいくつかご提示ください。」
  2. 私「第一希望 ●月●日(●曜日) 19:00~、第二希望 ●月●日(●曜日) 19:00~、第三希望 ●月●日(●曜日) 19:00~」
  3. 企業「申し訳ありませんがご提示頂いたお日にちは予定が入っております…」
  4. 私「第一希望 ●月●日(●曜日) 19:00~、第二希望 ●月●日(●曜日) 19:00~、第三希望 ●月●日(●曜日) 19:00~」
  5. 企業「●月●日(●曜日) 19:00スタートでよろしいでしょうか?お返事を頂いた時点で確定となります。」
  6. 私「>●月●日(●曜日) 19:00スタート こちらで問題ありませんので、よろしくお願いします。」

こんな風に、企業と自分でやりとりしないといけません。複数社に同時に応募している場合は、自分の空き日程を示しても、他社の面接が先に入ってしまうと断りを入れて、リスケ調整をしないといけません。

もはや、いつがOKでいつがNGなのか分からなくなってきます。どの企業とどこまでやりとりしたのかも分からなくなってきますし、リクナビNextのメール機能もとても使いずらいし、リクルートが企業のスケジュール調整代行を請け負っていたら、知らない電話番号やアドレスから次々に連絡が来ることになります。

転職エージェント利用後

  1. 私→エージェント「●月●日(●曜日)の●時~●時以外は可能です」
  2. ~エージェントと企業で調整してくれる~
  3. エージェント「●月●日(●曜日) 19:00スタートで入れましたのでよろしくお願いします」

これだけで終わります。後は当日面接に行くだけ。しかも、面接が同時に複数社進んでいて、同じ日に複数の面接を受けないといけない場合でも、できるだけ前の企業からの移動距離が近くなるように配慮してくれたりと、至れり尽くせりです。

面倒で手間がかかる日程調整をしなくてよくなった分、企業研究に時間を割くことができるようになり、生産性アップです。

自分に合った企業・求人だけ紹介してくれる、企業の質が上がる

ここは転職エージェントの腕の見せ所と言えるでしょう。私は紹介してもらった企業の求人票を見て、明らかにリクナビNextから応募していた時の企業よりも質が良いなと感じました。

それは、転職エージェントと

非公開求人を紹介してもらえる

企業からすれば、リクナビも転職エージェント経由の紹介も、人材獲得チャネルの1つです。

全ての企業がリクナビのような転職サイトに求人を公開しているわけではありません。転職サイトに求人を公開するのも数百万円のお金が実は必要になり、実際に応募があるかは分からないのです。

転職エージェントは企業からしてみれば固定費用がかかりませんが、

転職エージェントに求人を出している企業の求人票は私たちは見ることができません。転職エージェントに登録しないとその存在を知ることができない、非公開求人になります。非公開求人を紹介してもらえることで、企業選択の幅が大きく広がることになります。

面接官のフィードバックが聞ける

リクナビNextのような転職サイトを使っていたら知ることができないのが、面接官の感想です。面接官の感想を聞くことが面接対策に最も有効です。

職務経歴やスキル云々の前に、面接時の対応で落とされていることが発覚することが分かります。私の例です。

 

年収の交渉を丸投げできる

面接で希望年収は必ず聞かれます。その年収回りの答え方や企業との交渉はセンシティブな問題です。

転職エージェントを間に挟むことで、センシティブな年収交渉のストレスを緩和することができます。

私が「転職エージェントに、希望年収は何て答えたらいいですか?」と質問したときの回答です。

 

年収についてなど、いわゆる生々しいお話というのでしょうか、
そういったお話(条件面や待遇面)については、
「エージェントさんに任せています」
とご回答いただければと思います。

それでも、と尋ねられた場合は、
「御社の規定にしたがいますが、~」
という前置きのもと●00万円以上とお答えになっても
良いかと存じます。

かたくなに答えしないのも違和感があるかと思います。

 

企業としても、私たちが「希望年収は●00万円」と言ったところで、どういうつもりでそれを言ってるのか困るでしょう。どれぐらい譲歩が可能なのか、それは絶対条件なのか、そこは転職のプロである転職エージェントに任せてしまった方がお互いのメリットになります。

ただ、「エージェントさんに任せています。」と答えても、聞いてこようとする企業が存在します。その時は上記にあるように「御社の規定にしたがいますが、~●00万円以上を希望します」と答えてしまって問題ないでしょう。

 

転職エージェントを使うデメリット

基本的に転職エージェントはデメリットはありません。利用者からすれば無料で使える非常にありがたい存在です。(私は転職エージェントは今回1社しか使いませんでしたので、他の転職エージェントがどうかは分かりません。)

転職エージェントは転職してもらってナンボ

但し、その「無料で使える」というところを裏返すとデメリットになります。それは、転職エージェントからすれば「転職してもらわないと困る」という事です。あなたが転職するかしないか迷っている場合、基本的には転職エージェントはなんらかの理由をつけて、あなたが転職する方向へ導こうとするでしょう。

転職エージェントは、あなたが転職先から年収500万円を提示されたら、入社後に転職先から紹介手数料として年収の30%程を成功報酬として受け取ります。つまり、500万円*0.30=150万円を転職エージェントが受け取ることになるのです。

たった1人を紹介するだけで150万円の成果報酬になるのですから、苦労も多いでしょうが、利益率の高い美味しいビジネスということになります。あなたは気兼ねなく転職エージェントに相談や質問するなどどんどん活用するべきでしょう。

選考過程が進んで、内定企業が出てくると少しずつ転職エージェントトとの交渉も始まります。つまり、転職エージェントは「あなたが内定企業に転職するよう説得する」段階に入るわけです。あなたがもし断れない性格ならば、実は転職したくないのに論理で説得されてしまい、断れない状況になってしまうでしょう。(あなたは断る権利があるのですが)

その段階は、「あなたの転職の動機・軸って何でしたっけ?」という質問から始まります。その軸を明確にしておくことで、「今の会社より、転職する方が(その軸を基準にすると)理に叶ってますよ。」という説得ができるからです。

ただ、残念ながらエージェント経由の内定先がその軸を基準にして今の会社より劣る場合はその限りではありません。あなたに転職するメリット・必要性がないのですから、もう少し転職活動を続けるかの判断をあなたが下すことになるでしょう。

一方でエージェントはその軸に沿った企業から内定がもらえるように懸命に働いてくれるので、もしあなたが転職動機を明確にし、本気でよりよい人生にしたいと考えているなら、転職エージェントは心強い味方であり、転職時の必須アイテムになります。

良心的なエージェントであれば、「今はまだ転職しない方がいいですよ。」とアドバイスをしてくれるでしょう。「あなたの希望を叶えるためには、今の環境でこういう経験・実績をつんでいきましょう。」と考えてくれるのが良いエージェントです。

そういうエージェントであれば、一生涯のお付き合いをしていくべきですね。あなたが再度転職をするときも話が早いですし、推薦文にも時間をかけて準備してきた旨をしっかりと書いてくれることでしょう。(書類選考通過の確率がアップします。)

-転職エージェント

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