Linux

VirtualBoxでWindows7にLinuxOS(Ubuntu)を構築する

投稿日:2017年10月14日 更新日:

WindowsローカルでLinux環境を構築する

  1. Virtual Boxをダウンロード・インストールする
  2. UbuntuのISOファイルをダウンロードする
  3. Virtual Boxを起動し、ISOファイルを用いてUbuntuをインストールする
  4. おまけ Windowsとのファイル共有・クリップボード共有の設定
  5. おまけ コンソール(コマンドモード)の使い方  & root権限の使い方
  6. おまけ Ubuntuのシャットダウン・再起動
  7. おまけ Virtual Boxが重い!遅い!と感じたら

1.Virtual Boxをダウンロード・インストールする

Virtual Boxのダウンロード

下記からVirtual Boxをダウンロードします。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads

  • Windows hosts
  • OS X hosts
  • Linux distributions
  • Solaris hosts

があります。私はWindows7なので、Windows hosts版をダウンロードしました。
(バージョンは5.1.28)

Virtual BoxはOracle製のフリーソフト(無料)です。
Windows OS上でLinux OSを動かすことができます。

Virtual BoxはVM(Virtual Machine=仮想マシン)と呼ばれるソフトの一種で、他にはVM Wareなどが有名です。いずれも、あるOS上で他のOSを動かしたい時に使用します。

Virtual Boxのインストール

ダウンロードしたexeファイルを実行して、インストールしてください。
インストール中は他のプログラムを停止しないと、「致命的なエラーが発生しました」となり、インストール完了することができない場合があります。

Virtual Boxを起動し、Linux環境を構築する


タイプはLinuxを選択します。

バージョンは何でも良いですがUbuntuを選択しました。次の画面以降、いくつかオプションがありますが全てそのままで次へ進めます。

Ubuntuを起動する


起動ボタンを押して、Ubuntuを起動します。

fatal no bootable medium found!と表示されました。
実は、Virtual BoxだけではLinux環境を構築することはできません。

2.UbuntuのISOファイルをダウンロードする

ISOという仮想イメージファイルが必要です。UbuntuのISOファイルは下記URLからダウンロードします。(無料です)

https://www.ubuntulinux.jp/download

  1. 「日本語版 Remixイメージのダウンロード」をクリック
  2. 「ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso(ISOイメージ) 」をクリック
  3. 1.3GBあります。ダウンロードを完了します。

最新バージョンは随時更新されていきますが、ISOイメージと括弧書きのあるものをダウンロードしてください。

3.Virtual Boxを起動し、ISOファイルを用いてUbuntuをインストールする


「起動ハードディスクを選択」でダウンロードしておいたISOファイルを選択します。

数十秒待つと、紫色のUbuntuの画面が表示されます。


さらに数十秒~数分待つと、このようなUbuntuのインストールウィザードが表示されます。「Ubuntuをインストール」をクリックします。

この画面が表示され、インストール完了までは30分~1時間かかりました。
今すぐ再起動します。


すると、「a start job is running for Ubuntu l…instraller」と出て、待っても全く起動できませんでした。

これは、ISOファイルがセットされたままだからです。
Windowsの再インストールをしたことがありますか?
PCを買ったときに再インストールディスクが同梱されていると思いますが、あれを用いて再インストールするとき、インストールが終わったら、ディスクを抜いてから再起動する必要があります。

それと同じことをここでもやる必要があります。ISOファイルというのは、光ディスク用アーカイブ ファイル(ディスクイメージ)といい、CDやDVDの中身を1つにまとめたファイルです。

一旦、Ubuntuを閉じて、ISOファイルを抜いて再起動をしていきます。下記手順です。


左上の「ファイル」>「閉じる」


「仮想マシンの電源オフ」を選択し、OKボタンをクリックします。


Virtual Boxマネージャーの上画面の「ストレージ」>「「光学ドライブ」」


「仮想ドライブからディスクを除去」をクリックします。


すると、「[光学ドライブ]空」となり、ISOファイルが抜かれました。
左上の起動ボタンをクリックして、再度Ubuntuを起動します。


すると今度はこのようにログインボックスが表示されました。
これでOKです。

この画像のUbuntuのGUIをUnityと言います。
あまり評判はよくないみたいで、最新版ではCUIに戻されてるようです。

 

4.おまけ Windowsとのファイル共有・クリップボード共有の設定

Windowsとのファイル共有

Ubuntu側の設定で、vboxsfにユーザーを追加する。

$ sudo gpasswd -a ユーザー名 vboxsf

$ sudo gpasswd -a ty vboxsf
[sudo] ty のパスワード: 
ユーザ ty をグループ vboxsf に追加

その後、Ubuntuを再起動する。
共有フォルダは /media/共有フォルダ名 に存在している。

 

クリップボード共有

クリップボードの共有を設定するだけでは、コピペできるようになりません。


ゲストOSにGuest Additionsをインストールします。
キャプチャの通り、「デバイス」>「Guest Additions CD イメージの挿入」をしてください。


自動で実行が始まりますので、「実行する」をクリックします。
その後、パスワードを求められますので、入力すると、インストールが始まります。


インストールは数分かかるかもしれません。

完了後、再起動すればコピーペができるようになっています。


キャプチャのように編集をクリックするとキーボード操作が表示されています。Ubuntu側でのコピーは「Shift+Ctrl+C」、ペーストは「Shift+Ctrl+V」です。

<参考>

https://www.hiroom2.com/2016/05/07/virtualbox%E4%B8%8A%E3%81%AEubuntu-16-04%E3%81%ABguest-additions%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B/

5.おまけ コンソール(コマンドモード)の使い方 & root権限の使い方

コンソール(コマンドモード)の使い方

Ctrl+Alt+F1キー同時押しで一瞬でコンソールになります。
コマンドプロンプト入力のような対話形式になります。


ただし、このように日本語が文字化けしてしまいます。
https://teratail.com/questions/21666

GUI画面(Unity)上からコンソールを呼び出すと、日本語は正しく表示されます。下記手順です。


左上の「コンピュータを検索」で「ta」と入力して検索します。
その中の、「端末」というのがコンソールになります。


このように、Unity上に表示したコンソールでは日本語が正常に表示されます。

コンソールと↑では書いていましたが、正しくは、「コマンド端末」のようです。

root権限の使い方

上記方法でコマンド端末になったとしても、インストール時のユーザーのままだと思います。

Ubuntuはデフォルトではrootでログインすることができない。sudoを使うことが基本である。

6.おまけ Ubuntuのシャットダウン

シャットダウンはshutdownコマンドを叩きます。

$ shutdown now

nowオプションをつけないと、1分後にシャットダウンになります。

再起動はrebootコマンドです。

$ reboot

 

7.おまけ Virtual Boxが重い!遅い!と感じたら

確認してみよう

$ /usr/lib/nux/unity_support_test -p
コマンドの結果がこのように「no」が含まれていると、重くなってしまいます。

UbuntuにGuest Additionsをインストールする

Ubuntu側のツールバー>デバイス>Guest AdditionsイメージCDの挿入

すると自動的にインストールが始まります。


インストールが終わったら上記のように再起動を促されますので、rebootコマンドで再起動しましょう。

$ reboot

です。

ですが、再度下記コマンドで確認してもnoが残っています。この状態では次でやる3Dアクセラレーションが有効化できません。

$ /usr/lib/nux/unity_support_test -p

そこで、下記コマンドを端末で入力します。

$ sudo bash -c 'echo vboxvideo >> /etc/modules'

 $ cat /etc/modules で、vboxvideoが追記されていることを確認してください。追記されていたら、Ubuntuをシャットダウンしてください。

Virtual Boxの設定で3Dアクセラレーションを有効化する

Virtual Boxを再起動します。

すると、このように3Dアクセラレーションを有効化ができるようになっています。

これでUbuntuを起動すると、重たいのが軽くなっています。と思ったら全然変わっていなかった。残念。

こうすればできた

  • ホストOS(Windows7)のVirtual Boxを5.2にUpgradeした。(インストールすると上書きされる。スナップショット等は残ってるよ)
  • VBoxGuestAdditions_5.2.1-118447.iso をUbuntu 16.04(ゲストOS)でインストールし直した。

その結果↓


動きも軽やかになりました。

結論:

VirtualBoxとGuestAdditionsの相性によっては3Dアクセラレータが有効になっていても、画面レンダリングは速くならない。最新版にUpgradeしてみよう!

<参考>
https://pc-karuma.net/windows-8-virtualbox-ubuntu-install/

https://matome.naver.jp/odai/2136783665578247701

VirtualBoxをアップデートする方法

-Linux

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