SIerからWeb系自社開発、5人の転職事例

この記事は

転職エージェントでキャリアアドバイザーを務めるA子(A子)に、SIerからWeb系の自社開発に転職できたという事例を話してもらいます。自分と同じようなスタート地点の人がいないかチェックしてみてください。

事例1 「Webサービスの開発経験なし」をカバーする面接対策後、2社から内定獲得

金融系、流通系の業務システムのPG(Java、C#)経験が5年

高橋さん(仮名)、25歳男性。高校卒業後、IT系の専門学校にてITの基礎を学び、卒業と同時に、3次請けのSIerではたらき始めました。JavaやC#などの言語でPGとして開発の経験がありますが、開発期間はどれも短く、3か月程度。また、システムとしても業務系のシステムであり、金融系や流通業界などのご経験でした。

初回の面談でお話しを聞いてみると、高橋さんの会社は30人ほどの中小企業なので、将来性や安定性に不安があること、年収が低いと感じていることから転職を希望しているとのことでした。年収を上げたい、安定した会社に行きたいという希望がありましたが、せっかく転職をするのであれば自社サービスを開発できるWeb系の企業に転職をしたいと考えていらっしゃいました。

理由を聞いてみると、コロコロ案件が変わる中で、何のシステムを作っているのか想像がつかず、せっかく仕事をするのであれば、自分の知っているサービスや目に見えるサービスを作りたいという思いを強くお持ちでした。

Java、C#での開発経験を活かして転職活動をスタート

私が高橋さんの経歴を聞いた印象は、5年ほどずっと下流工程のみであること、プロジェクトの全体像を把握していないため、全体思考がないと思われてしまうリスクがあること、業務系システムとweb系では開発のスピード感などが違うことなどは、Web系の採用担当者にネックに感じられる可能性があると感じました。

その一方で、高橋さんの実直に頑張ってきたお人柄や、プログラミングが好きだという姿勢、また言語としてもJavaやC#などweb系企業でも求められる経験をお持ちであること、短期間のプロジェクトが多いものの、PGとして手を動かしている期間が5年と長いのは、評価されやすいため、web系の転職もできるのではないかと考えました。

どうしてもwebサービスの開発経験がないため、ユーザー数の多い(トラフィック数の多い)サービスでは即戦力としてアピールができないため、まずはベンチャーのweb系の会社を狙っていくことで面談で意見が一致しました。

またユーザー数が少なくても自分や自分の周りがサービスを使っている・使うチャンスがあるような、自社でサービスを持っている会社と、大手のwebサービス企業から受託をしている会社の2方向で活動を進めることになりました。

高橋さんの希望としては自社サービスの会社がよいとのことでしたが、年収UPもご希望としては強かったため、受託会社も視野に入れ、最終的に内定を比較してから選択をしたほうが納得感のある転職活動ができると考えました。

Webサービスの開発経験がないため、一次面接落ちが続く

面談時に、Aさんの強みと課題を明確にしたことで、高橋さんのスキルで挑戦ができる求人をお渡しできたこともあり、応募数は7社、そのうち4社書類選考が通過し、面接に入りました。

大手企業は少なかったのもあり、面接は平日の夜19時や19時半などの夜の時間を活用して実施。最初の面接ではやはり各案件の開発期間の短さや上流工程の経験がないこと、webサービスの開発経験がないことから、お見送りが続きました。Aさんとしては職務経歴書でスキルも見ていただいていたなかなので、「普通に面接に臨めば合格する」と思っていたようで、お見送りの結果が2件続いたことにショックを受けていました。

そのため、私が採用担当者に面接のお見送り理由の詳細を確認してみると、「スキル不足」がどうしてもネックになっていることがわかりました。高橋さんは当時25歳だったため、年齢の若さからまだチャレンジできる、ポテンシャルがあると感じていただける年齢であるにも関わらず、それを感じて頂けていないということは、面接に課題があると感じました。

「経験がないこと」をカバーする面接対策

その後、高橋さんに面接での回答の仕方について確認をしてみると、面接官から聞かれたことだけに回答をし、これまでの経験を単純に話していたことがわかりました。高橋さんの場合、web系の経験がないことから、経験してきたことだけではなく、ポテンシャルがあること・のびしろがあることをアピールする必要がありますが、それらの点について、面接ではお話しできていなかったのです。

そこで再度、Aさんと電話をし、面接対策についてお話しをしました。高橋さんの場合、単に経験したプロジェクトに関してお話しするだけではなく、それらから何を学んだのか、どの言語やフレームであれば理解しているのか、どこが理解できていて理解ができていない部分はなにかなど、具体的にすみ分けてお話しをするようにお伝えしました。また、経験していた業界についてのお話しは省き(web系の企業ではBtoBの業界経験を活かせるところが少ないため)、言語についての理解や興味について、フォーカスしてお話しすることをアドバイスしました。

2社から内定を獲得!

その後は、面接でのポイントを理解されたこと、面接の空気に慣れたこともあり、採用担当者からのフィードバックが大きく変化しました。結果、2社から内定を獲得されました。受託の会社(提示年収370万)と自社サービスの会社(提示350万)で年収は20万ほど差がありましたが、やはり自社のサービスに愛着をもって開発をしたいという思いがあり、webのサービスを展開している自社サービス会社にて入社を決断されました。元々のご年収が310万でしたので、どちらにしてもご年収upで喜んでいただけました。

ココがポイント

のりっく 面談で強みを発見してもらえて、前向きに転職活動をスタートできたと思います。『「強み」なんて自分にはない!』と思ってる人はぜひ、無料相談に行ってみることをオススメします。理由は、「採用担当者が評価する強みを、勝手に見つけてくれるから」です。

ココもポイント!

のりっく なんといっても、「採用担当者に面接のお見送り理由の詳細を確認」してもらえて、「対策」を教えてもらったのが成功の秘訣です。1人で転職活動していたら、面接に落ち続けてモチベーションが低下、その結果、今の会社にだらだらと居続けるということになっていたでしょう。エージェントは、「転職者をゴールまで連れていってくれる、めっちゃいい人」だと私は考えています。

事例2 大手SIerで上流経験のみ。40社応募で3社に面談の結果…

業務システムの上流工程の経験が2年

佐藤さん(仮名)、24歳男性。大学卒業後、大手のSIer に入社し、要件定義や基本設計などの上流工程を経験していましたが、大学の授業で専攻したプログラミングの授業が面白く、製造にかかわる仕事がしたい、web系の開発がしたいとご相談にご来社いただきました。新卒から勤務2年目、プロジェクトの参画現場は大手通信会社でのご経験でした。

年収の高さと開発経験の浅さがネックに

佐藤さんは大手にお勤めのため、2年目ですが年収としては残業代込みで450万円でした。大手のSIerであることを考えれば相場ではありますが、SEの2年目としては高い提示だと思われました。お話をお伺いしてみると、大学の専攻は文系だったものの、情報処理などに興味を持ち、大学で1年間プログラミングの授業を選考、JavaやC#、Pythonなどの言語にふれており、簡単なゲームやタイマーなどのアプリを授業や課外学習で制作されていました。そこでプログラミングの面白さを感じたため、ぜひIT業界に進みたいと志望をし、就職活動を行い現職に就職されたとのことでした。

しかし実際に入社した会社は大手のSIerのため、ほとんど開発を行っておらず、業務システムの要件定義や基本設計、早くからプロジェクトのサブリーダーなどを任されているものの、全くプログラミングなどの実務がなく、また現職でそのような部署に異動届を出しても希望がかなわないとのことで、ご相談に来ていただきました。

キャリアカウンセラーからすると、大学の就職活動のタイミングでの会社選びが間違っていると感じましたが、一方でそうした情報(入社する会社でどの工程がどの程度経験できるか)は入社前にはわかりにくく、また受験している会社でも適切な情報は提示いただけないと感じました。

こうしたところに、個人1人で就職活動をするリスクがあると感じました(そのような例もあり、最近は新卒でも就職エージェントを利用する個人が増えてきています)。

佐藤さんが転職活動を開始する際のネックは2つありました。1つは年収の高さ。現職が大手SIerのため、年収が相場よりも高く、web会社に挑戦をするとなると年収が下がるリスクが大きいこと。もう1つは開発経験が浅く、また直近では開発の勉強をしているわけではないため、評価いただける会社が少ないことがあげられました。

佐藤さんと面談を重ね、可能性が低くてもwebサービス会社を目指すこと、年収は下がってもいいができる限り下げたくないことを確認し、転職活動をスタートしました。書類選考だけでは落ちてしまうことが想定されたため、職務経歴書の添削には力をいれ、特に自己PR部分は念入りに構成しました。

職務経歴書と面接対策に注力し、40社に書類を応募

年収を落としたくない希望だったため、ポテンシャルでも年収提示が期待できる企業となると大手企業が良いと考えました。また、佐藤さんは留学経験があり、TOEICの点数が高かったことからこうした強みを生かせる会社として、外資系企業や海外にサービスを展開している企業などもご紹介をしました。

結果、ご紹介した企業の中から書類選考では40社ほど応募をかけました。実務経験がほとんどないことからお見送りが続きましたが、応募数が多かったこともあり、3社ほどから書類選考通過の連絡を受けました。こうしたチャンスを逃すと次の面接機会があまり期待できないことから、すべてで内定を獲得するつもりで臨みましょうとお伝えし、ご来社いただいて面接対策を実施。

特に技術力不足の点については細かく指導をし、現在理解ができていること、今後の技術習得にむけた意気込みなども確認。新卒の就職活動では下調べが不足していたことなどもお伝えいただくようにしました。

事業会社のWebサービス部門に無事内定!

3社受けましたがやはり他求職者との比較で2社はお見送りになってしまいましたが、外資系事業会社のwebサービス部門でポテンシャルを買われ無事にご内定に。ご年収もやや下がりましたが年俸430万でオファーをいただき、無事に転職活動を終了されました。

ココがポイント

のりっく 24歳という若さでも、40社にも応募する必要があるという事にまずびっくり。エージェントの面接対策がなく、自己応募のみだったらおそらく内定獲得できてなかったのではないかと思います。来社して面接対策という力の入れようですから、努力が実って本当によかったです。

ココもポイント!

「英語」という強みが活かせる、「外資系企業」の求人を受けることにしたのも良い戦略でした。エージェント視点からのアドバイスが活きた戦略勝ちです。

のりっく

事例3 「お見送り理由」確認による面接対策後、フィンテック系Webサービス会社から内定

6年間金融系SIerに勤務。プロジェクトリーダーを務める。

瀬戸さん(仮名)、31歳男性。大学・大学院で情報技術を専攻し、そのあと大手金融会社の子会社にあたるSIerに就職し、業務システムの開発に従事していました。担当工程は基本設計・詳細設計・開発・テスト・運用と幅広く、これまでの6年の勤務経験で多岐に渡る言語やフレームの使用経験がありました。

瀬戸さんはこれまで真面目に勤務をされてきましたが、6年続け、また30代を過ぎたころから会社からマネジメントを期待されるようになりました。実際に転職の相談にお越しいただいたときも、参画しているプロジェクトでプロジェクトリーダーを務めていらっしゃり、現職から評価を受けていらっしゃる様子でした。

しかし、お話をお伺いしてみると瀬戸さんはヒトマネジメントには興味があまりなく、直近数年の上流工程の業務にはあまり興味が持てないとのことでした。現行の業務は人間関係や取引先・協力会社などとの調整などもあり、ストレスが溜まるとのこと。その一方で、大学院での研究や、入社後数年経験していたプログラミングのほうが1人で業務に没頭ができるので面白みを感じられ、やりがいも持てていたとのことでした。

転職先のご希望としては、とにかくプログラミングなどの下流工程ができることでした。Cさん自身は年収や会社規模などこだわらず、とにかくプログラミングがしたい、プログラミングができる職場であればとのことでしたが、お話をお伺いするとご結婚されており、お子様もいらっしゃるとのことでしたので、年収530万はあまり落とせないだろうなと想像できました。

Cさんのご経歴をお伺いすると金融系システムが中心であり、例えば2次請け、3次請けの会社に行けばプログラミングをするという希望は叶えることができますが、一方で年収が下がったり、30代後半、40代のキャリアは心配になります。Cさんのご年齢、ご希望、ご家族の状況から考えると、マネジメントではなくプログラミングを極めていく、というキャリアパスも用意されているweb関連会社のほうがよいかと思いました。

金融事業会社、金融系Webサービス会社の2方向で転職スタート

Web会社を目指すため、瀬戸さんの強みやご経験を一緒に棚卸ししました。業務では金融業界の業界知識があること、幅広いフレームや言語の知見があること、また大学院時代にてPythonやSQLなども経験していることがわかりました。これらの強みを生かしながら、web系の会社であれば、金融業界でwebに力を入れているネット銀行やネット証券などの会社、もしくはBIツールやビックデータ解析などを取り入れているwebサービス会社であれば、Cさんのご経験は高く買っていただけるのではないかとご提案しました。

瀬戸さんはご来社当初どの業界がよいか、など具体的なイメージはできていなかったようですが、この提案にはしっくりきたようで、納得いただき、この2つの方向性で進めていくことにしました。

連続3社の一次面接落ちですっかり自信を無くす…

書類応募はそれぞれ5社ずつ、合計10社に書類を応募したところ、すぐに6社ほど書類選考通過のご連絡をいただきました。これであればご内定が期待できるだろうと思い、忙しい合間に有給や午前休などを取得していただき、面接にお越しいただきました。

しかし最初の3社でまさかのお見送り。お見送り理由はキル不足、という企業からのコメントに瀬戸さんもすっかり自信を無くしてしまいました。ただ、幅広い言語の知識、大学院での勉強内容から他の人に見劣りするスキルではないと考え、お見送りになった3社に、もう少し詳細なお見送り理由を確認しました。

詳細なお見送り理由を確認すると...

すると、「スキル不足」というのは、実は「開発のスピード感」であることがわかりました。これまで金融業界の現場で開発をしていたため、web系のスピード感とは異なることが懸念になっていたのです。そこで、電話であらためてその事実をお伝えし、「スピード感をもって開発ができる」ことをアピールするためにはどうしたらいいのか、ということについてアドバイスしました。

現職ではウォーターフォールでの開発がメインでしたが、学生時代にはアジャイルでの開発も経験があったため、そのあたりの開発手法の違い、求められるスピード感の違いを理解している、ということを面接でもアピールするようにしました。企業から質問を受ける前に、意気込みとしてそれらをアピールするようになってから、ぐっと通過率が良くなりました。

証券系Webサービスの企業から内定を獲得!

最終的には50人規模の証券系のwebサービスを展開する企業でご内定を獲得。年収も残業無しで470万の提示、残業時間次第では現職よりも高くなることから奥様もご納得いただき、無事にご入社を決断されました。

ココがポイント

のりっく 大学院を出ている、リーダー経験もある、そんな強みがあっても、何の対策もなければ面接落ちすると言うことがよくわかりました。

勝因はやはり、面接落ちの理由をキャリアアドバイザーが企業に詳しく聞いてくれたこと。それに対して的確な面接対策をしたということに尽きますね。それさえすれば、どんな人でもWeb系の企業から内定は獲得できそうです。つまり、「原因と対策」をちゃんとやるということです。

事例4 運用保守だけの若手。Rubyを自己研鑽で有名Web系企業から内定獲得

SIerでは、1年3ヶ月の保守運用経験のみ

大塔さん(仮名)、24歳男性。大学は工学部で情報処理を専攻後、現在は小規模なSIerに入社して1年3か月、運用保守を中心に担当されていました。年収としては260万、残業もあるわりには年収が低く、せっかくIT業界にいるならアプリを開発したり、身近なサービスをつくる仕事をしたいとご相談にお越しになりました。

大塔さんは大学での就職活動を適当に終わらせてしまったことに後悔しており、もう一度就職活動をやりなおしたいという思いがありました。しかし新卒の就職活動と転職活動はちがうもの。1年3か月での離職となると、書類選考通過が見込める企業も限りがあります。

現職での状況をお伺いすると、運用保守がメインのため、ほとんどプログラミング自体は担当していないことがわかりました。大学院まで進学していると評価してくれる企業は多いものの、大塔さんは学部卒、また現職では運用保守がメインとなると、ほとんど書類選考で落ちてしまうと感じました。

「自分の」会社のサービスをつくりたい、という強い希望

ただ、大塔さんとしては、だれもが知っているサービスをつくりたい、という思いがあり、直近半年程度、スクールに通いながらRubyを勉強しているとのことでした。Rubyであれば求めている企業も多いことから、webサービスを請け負いで作っているようなシステム会社であればご内定を勝ち取れる可能性もありますし、今の年収からすると絶対に上がる確信がありました。

しかし大塔さんとしては「自分の」会社のサービスをつくりたい、という希望が強く、請負会社は選択肢から外したいとのこと。自社サービスの会社となると難易度が上がるため、ポテンシャルだけで見ていただける会社がどの程度あるか不明でしたが、まずは可能性があるところをできる限りご紹介していく形で転職活動をスタートしました。

数十社、書類応募するもほとんど落選

Rubyの自己学習だけで書類選考が通過する自社サービスはほとんどなく、数十社応募をしていただきましたが、書類選考はほとんどお見送り。面接に行ってもポテンシャルであることから全滅。請負のwebサービス会社を1社受け、年収も350万でご内定をいただきましたが、大塔さんとしてはやはり乗り気ではなかったようで、熟考されたうえでご辞退されました。

大塔さんがご希望されるような自社サービスの会社で、通勤圏内、社員数30人以上(安定性の理由から)という条件を探してはご紹介をしていきましたが、ご希望に合わない案件、もしくは応募いただいても書類選考お見送りという状態で、なかなか良い結果が出ずに2か月ほど経過しました。

突然、大手Webサービス会社の人事からの相談が舞い込む

その頃、ちょうど大手Webサービス会社の人事から採用に関して、ご相談されたいとのことで、弊社の別担当者が面談の機会をいただきました。お話をお伺いすると、Rubyを3年ほどやっている経験者を求めているけれどもなかなか良い人がいないとのこと。Ruby経験者は、転職市場で絶対数が多くないことをお伝えし、ポテンシャル層も含めて会ってみて判断をいただきたいと提案をしたとのことでした。

さすがに自己研鑽だけでは難しいかなと思いつつ、その情報をすぐに大塔さんにお伝えし、応募意思を獲得。応募時にはぜひお会いいただきたいとプッシュをして面接の機会をいただきました。面接が確定してからは大塔さんと面接でどのようにアピールするか、どのようなポイントをお伝えすると、「伸びしろ」を感じていただけるかを毎日のように電話とメールでやり取りしました。

弊社の別担当者からも選考のポイントや求める人物像などをヒヤリングしていたため、そこにあわせて伝え方を工夫し、スキルは不足しているが今後成長していく気概はある、としっかりアピールできるように準備しました。

その甲斐あって1次面接が無事に通過。そこからは、会社の魅力点、これまでの事業概要の理解、今後のサービス展開について、競合となるサービス会社などについても情報提供をしながら、役員面接に向けて対策をしました。

「スキル不足ではあるものの、今後成長が期待できる」で内定獲得

役員の最終面接の結果、スキル不足ではあるものの、今後成長が期待できるとのコメントをいただき、ご内定をいただきました。大塔さんとしても「誰に話しても分かるような大手のwebサービス企業」でのご内定、さらに年収も390万と大幅にUPされ、大喜びでご入社を決められました。

企業としてもそんなに若手を採用するつもりはなかったようですが、面接での印象、努力の姿勢、会社の理解など面接でのご評価が高かったとご連絡をいただき、双方にとって良い結果となりました。

ココがポイント

のりっく保守運用しか経験がなくても、少しの自己研鑽と偶然の出来事がきっかけで、有名なWebサービス企業に転職できることに驚きです。2ヶ月間の転職活動が最高の形で終えられましたね。

ここでもやはりポイントは、「スキル不足を補う徹底的な面接対策」だったと思います。「毎日、電話とメールでやりとり」によって準備するという過程が必要でした。

また、転職エージェントに登録しているからこそ、このようなラッキーな話が舞い込んできたわけですね。

事例5 面談で自分の夢を想い出し、未経験ながらゲーム制作に携われることに

SIerでしっかりと開発経験、リーダー経験を積む

江上さん(仮名)、28歳男性。情報関連の専門学校卒業後、事業会社のグループ企業であるSIerに入社され、請負でシステム開発を担当されていました。開発工程は基本設計以降を担当され、開発現場ではリーダーも務めていました。開発期間としても1年、1年半など長いプロジェクトも多く、しっかりと開発経験を積まれていらっしゃいました。

転職相談でご来社いただいた江上さんは少し口下手でコミュニケーションが苦手そう、というのが第一印象でした。転職を考えられたきっかけは現職で転勤命令が出たとのこと。江上さんとしては都内に残って仕事をしたいというご希望で、ご相談いただきました。現職への不満は特になく、年収400万円程度、残業40時間程度であれば問題ないとのことでしたので、すぐにご転職先が見つかりそうだと感じました。

キャリアカウンセラーとの面談で、夢であるゲーム開発の扉が開く

しかし面談を進めていくと、本当はゲームに興味があって専門学校に入学したこと、専門学校卒業時の就職活動でもゲーム会社を受けていたが実現できなかったことから現職を選択したことがわかりました。現職の経験を生かしてSIerへの転職をすることは十分にできるため、せっかくであればご興味のあるゲーム会社も見てみますかと提案をしたところ、江上さんは驚かれましたが喜んでぜひ挑戦したいとのお答えでした。ゲーム会社に転職することはこれまでの経験や失敗から難しいと思っていたようです。

そこで転職活動期間を相談のうえ設定し、最初の1か月半はゲーム関連会社に挑戦をすること、もし難しければそのあと1か月程度でSIerを受けることで合意しました。また、ゲーム会社であれば多少年収ダウンの可能性や客先常駐である可能性があることをお伝え、SIerであればご経験から年収アップや自社内開発がかなうことなどもお伝えしましたが、もともと憧れだったゲームの開発にたずさわることができればそれが一番の希望であるとお答えいただきました。

ゲーム関連の50社に書類応募、職務経歴所を作りこむ

そこからゲームに関わる会社を50社ほどご紹介し、そのほとんどに応募をいただきました。中には5人の会社や設立3年目の新しい会社などもありましたが、Eさんとしてはゲームへの志望度が高く、ゲームに関わることができるのであれば、と前向きにご検討をいただけました。

ゲーム会社に合格するためには職務経歴書の書き方に工夫が必要です。書類選考を通過するためにこれまでのゲームプレイ経歴やゲームに対する思いなど、実務の経験以外に1枚ほどはゲームに対する熱意に関して記載をいただき、何度か添削を繰り返しました。

ゲーム会社はSIerやwebサービス企業と比較すると応募ができる絶対的な社数が少ないため、ダメ元でどんどん応募をすると選択肢がなくなってしまうため、書類の作りこみが重要だと判断しました。

ゲーム制作未経験ながらも、面接対策を入念にした結果...

実務経験のなさ、ゲーム製作未経験であるためほとんど書類選考はお見送りになりましたが、それでも職務経歴書をつくりこんだこともあり、2社から面接のご案内をいただきました。Eさんは口下手だったこともあるので、面接に苦手意識をもっていましたが、面接でつたえるべきポイントだけはおさえていただくようにお伝えしました。

また1次面接通過のご連絡をいただき、最終面接前には一緒に志望動機書も作成し、熱意をお伝えできるようにしました。結果、300人規模のWeb請負会社でゲーム部門への配属でご内定。年収は340万円とさがってしまいましたが、Eさんからは「実現できると思っていなかったゲームの製作に関われることになり、転勤の辞令に今は感謝しています」とご連絡をいただきました。

ココがポイント

のりっくキャリアカウンセラーと会話していなかったら、おそらく現職と同じようなSIerに転職していたのではないでしょうか。

自分の夢を想い出して、とてもワクワクしたと思います。それと同時に、書類の作りこみや面接対策という苦労も経験したおかげで、書類落ちが続きましたが、未経験でもゲーム開発に携わることができました。

ポイントはやはり的確なアドバイスに基づく書類の作りこみと面接対策です。いくら夢を想い出しても、それらがなければ、専門学校卒業後の就職のとき同様に、ゲーム開発を諦めることになっていたでしょう。

転職エージェントに相談したからこそ、夢の扉を開くことができたと言えますね。

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